新しく朗読教室を始めましたよ

名古屋では2015年ごろから「自遊哉」という名前で朗読教室を開かせていただいております。
きっかけは、名古屋出身者である自分が里帰りしている際に幼馴染から依頼されたこと。
当時は、それほど長く続くとは思っていなかったのですが、なんやかんやで既に6年目。

現在は、昨年秋から代打で引き受けた名古屋市の朗読講座に参加していた方々も加わり、15名を越える方にお越しいただけるようになりました。

てなことで、今年度から新しく
「文豪の短編小説を題材とし、作品背景や作家に関する小ネタを交えつつ、より深く味わいながら朗読力を身につけていく」
なんてテーマを掲げつつ新しく朗読教室を開催しております。

朗読の基本というものを、作品への対峙から始めようという試みです。

お陰様で「面白い」と仰っていただけてはおりますが、
「ありきたりのテーマにしたくない」なんて欲張ってしまったため、毎回の題材探しが大変なことに…。
とはいえ、生来怠け者の自分にとっては、よい試練だと楽しみつつ取り組んでおります。

4月は太宰治「春昼」を「富嶽百景」と交えながら。
5月は高村光太郎「智恵子抄」を男女の考え方の違いという観点から。

6月は今週開催いたします。
何をやるのかは、当日のお楽しみで進めておりますので、こちらにはまだ書けませんが
もしご興味のある方がいらっしゃったら、コチラまでご連絡ください。

日本全国、どこへでも参ります。

2021年06月06日