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Yamacoのブログ

遅ればせながら…。

いつの間にやら12月に入っておりました。

10月の『義人伝説 ―風説 坂上田村麻呂―』の再演。
11月の『語謡楽「青柳のはなし 一具」』

どちらも好評のうちに無事公演を終えることができました。

足を運んでくれた皆さまに
遅ればせながら(遅れ過ぎでありますが・・・)
御礼申し上げます。

これにて、本年のヤマコ企画が関わる舞台はおしまい。

ってなことで、羽を伸ばせるかと思いきや
そうは問屋がおろさないわけでして・・・。

毎月の自遊哉朗読講座のネタ探しやら
来年早々の舞台のことやら
6月頃にやろうかなぁ…と思っている自遊哉第5回公演のことやら
なんだかんだと妄想を始めております。

つーことで、来年も頑張りましょーーー。

2022年12月06日

ひとり芝居『義人伝説』 再演まであと4日

千葉県成田市東勝寺で開催される
『義人伝説 ―風説 坂上田村麻呂―』の再演まであと4日。

 

役者はとても順調な仕上がりを見せているのですが
都心からだと少し遠いせいか
客足が少し伸び悩んでおります。。。

 

特に夕方17時からの部。

 

会場の大本坊入口にかがり火なんぞを灯すかも。
そして、幽玄な雰囲気の中広い座敷のお好きなところに座していただき
創建者といわれる坂上田村麻呂の芝居に浸っていただく。

・・・なんてことも話に出たりしているのだけど
それも人数次第というわけでして。

 

創っている側がこう言っては何ですが・・・。
今回の仕上がりは、臨場感が半端ない!!
先日の通し稽古で
スタッフが思わず見入ってしまいきっかけを忘れてしまったというエピソード付き。

だから。

是非是非、足を延ばせる方は
10月2日 成田氏東勝寺(宗吾霊堂)までお越しくださいませ。

 

住所は、千葉県成田市宗吾1-588

最寄り駅は、京成本線『宗吾参道駅』 (徒歩10分)

で、ございますm(_ _)m

 

 


2022年09月28日

ひとり芝居『義人伝説』 再演決定!

2019年8月に名古屋のひまわりホールで公演した
渡会元之 ひとり芝居 『義人伝説 ―風説 坂上田村麻呂―』
の再演が決定いたしました!


本来であれば、2020年10月に再演予定となっていたのですが
コロナ禍により二年連続で延期・・・。

何ともはや長い道のりでありましたが、良き舞台を創り上げるべく頑張っております。

 

会場となる千葉県成田市の『東勝寺』は坂上田村麻呂が創建したと言われるお寺。
また、歌舞伎『佐倉義民伝』の佐倉宗吾氏が祀られている『宗吾霊堂』としても有名なお寺です。

敷地内には佐倉宗吾氏の資料館や広い庭園もありますので、
お芝居も含めて、ご興味ある方は是非足をお運びくださいませ。

 

 



2022年07月05日

小泉八雲 青柳のはなし

語謡楽『青柳のはなし 一具』という
お芝居あり、歌あり、生演奏ありの舞台を11月にやることになり
もうずいぶん前から、打合せにつぐ打合せをしているのです。

このサイトのいろんなところに書いているのだけれども
『語謡楽』というのは、「言葉(語)」と「歌(謡)」と「楽器(楽)」の
三分野に長けた人たちがタッグを組んで
これまでにない舞台を創るという試みでして
今回ヤマコ企画としては制作協力に入っております。
演出もやったりします・・・。


とまあ、ここまでは
『舞台やるよーー!!」の宣伝なわけですが。


今回の題材について、ちと触れておきます。

このブログのタイトルにもありますが
「青柳のはなし」は小泉八雲『怪談』の中にあるお話です。

昔むかし、子どもの頃は怖くて読めなかった『怪談』
(怖いものが大嫌いな子どもでしたので・・・)
けど、今、この齢になって改めて読み返してみると
実に日本的な、日本人だからこそ味わえる、そんな作品集なのです。

こんな素敵な作品を
ギリシャ生まれの英国人
ラフカディオ・ハーン(八雲のことね) が書いたのか・・・と思うと
もう吃驚以外のなにものでもないわけで。

もちろん、書いたといっても一から生み出したわけではなく
妻のセツさんが知っていた昔話や伝説、怪談話を
彼女の言葉で語ってもらい
それを再構築した(再話というらしいです)ものなのですが
それでも、この『怪談』は
現代においても、日本の老若男女の誰しもが知る作品なのでございます。

 

その中にある「青柳のはなし」。

 

実は、このお話、怖くないです。
怪談にしては珍しく、しっとりとした情緒ある作品なのです。

ゾクッと感はないけれど
かつて日本人が持っていた自然観をこよなく愛した
八雲ならではの視点で表現されたとても優れた作品です。

 

出演者をはじめ、制作陣が総力を挙げて挑む『青柳のはなし』。

7月下旬にはチケット販売を開始いたします。

 

皆様、どうぞ足をお運びくださいませ。

 

 



2022年07月05日

自遊哉 第四回朗読公演

2年半ぶりに『自遊哉』の朗読公演を開催いたします。

前回公演は、新型コロナ流行の直前。
「なんだか妙なウィルスが流行り始めてるらしいねぇ…」くらいのゆるい捉え方をしていたのを覚えています。
それがまさか、今に至るまで、日本全国で公演中止が相次ぐ事態になるとは夢にも考えておりませんでした…。


今回もひょっとしたら、第〇波による不測の事態が起きるやもしれません。

 

が、それでも…。

 

本来だったら2020年にやるはずだったこの公演。
「俺も出るからな」と出演を楽しみにしていた師は、もういません。

その彼に届ける意味合いも含めて
今回、この公演に踏み切ることにいたしました。

 

出演者全員、良きものをお伝えすべく日々稽古に励んでおります。

 

朗読に興味のある方。
太宰作品に興味のある方。
どうぞ、足をお運びくださいませ。

2022年04月07日
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